グルタチオン【glutathione】
ペプチドの一。グルタミン酸・システイン・グリシンの三つのアミノ酸が結合したもの。無色の結晶。酵母、動物の肝臓・筋肉などに広く分布し、生体内の酸化・還元反応に重要な役割を果たす。
グルタミン‐ごうせいこうそ【グルタミン合成酵素】
ATPを用いてグルタミン酸とアンモニアを縮合し、グルタミンを合成する反応を触媒する酵素。グルタミンシンテターゼ。
けい‐こう【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに言う—がある」 2 思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかた...
けいこう‐せい【傾光性】
光の強さの変化が刺激となって、植物の一定部分が固有の反応を示す運動。傾性の一つ。タンポポの花の開閉などにみられる。光傾性。
けいこう‐せい【傾向性】
《(ドイツ)Neigung》 1 倫理学で、広義には性向の意。カントでは習慣的になった感覚的欲望の意で、これに基づく行為にはたとえ道徳法則と外面上合致しても道徳的価値はないとされ、理性と対立する...
けいこう‐とう【蛍光灯】
1 照明器具の一。低圧のアルゴンおよび水銀蒸気中の放電によって発生した紫外線が、ガラス管内壁に塗ってある蛍光体に当たって発光するようにした放電灯。 2 《蛍光灯がすぐ点灯しないところから》反応の...
けいこう‐プローブ【蛍光プローブ】
特定の分子と反応すると分子構造が変化して、強い蛍光を発したり、蛍光の色調が変化したりする、機能性分子の総称。がん細胞のみを選択的に発光させたり、生体分子の状態や機能を生きている状態で可視化したり...
けいこく‐はんのう【警告反応】
ストレスの初期段階にみられる反応。生体が刺激(ストレッサー)を加えられたとき、初めは何の準備もないため血圧・代謝の低下などのショック相が起こり、次いでそれに対応してショックが回復する。
けい‐びん【慧敏】
[名・形動]利口で反応がすばやいこと。また、そのさま。「相手のこころの角度を—に感じとった慎吾は」〈野上・迷路〉
けっきゅう‐ぎょうしゅうはんのう【血球凝集反応】
凝集原と凝集素とが反応して、赤血球が凝集塊をつくること。血液型の異なる血液の混入、細菌・ウイルスなどの毒素によって起こる。