イズモリング【Izumoring】
希少糖を分子構造で分類し、ある糖から別の糖にするための酵素反応の経路を図式化したもの。平成3年(1991)、果糖からプシコースに変える酵素を初めて発見した何森(いずもり)健によって名付けられた。
いそう‐はんのう【異相反応】
⇒不均一反応
いちじ‐ひどく【一時被毒】
触媒反応において、触媒毒の存在によって、触媒の能力が一時的に失われること。→被毒2
いちじゅうこう‐さんそ【一重項酸素】
活性酸素の一。励起状態にある酸素分子。通常大気中に存在する酸素は三重項状態だが、これにエネルギーが与えられると一重項状態となる。エネルギーを放出して安定した三重項酸素になりやすいため、反応性に富...
いでんしくみかえ‐びせいぶつ【遺伝子組(み)換え微生物】
遺伝子組み換え技術を用いて、新たな性質をもたせた微生物。バイオマス原料から効率よくエタノールを生産する微生物や、微量の発がん物質に反応する微生物などの開発が進められている。GM微生物。
イピリムマブ【Ipilimumab】
免疫チェックポイント阻害剤の一つ。T細胞の表面に発現して免疫反応を抑制するCTLA-4という受容体と結合し、がん細胞に対する攻撃力を回復させる。商品名ヤーボイ。→ニボルマブ
いりょうよう‐アイピーエスさいぼう【医療用iPS細胞】
再生医療に使用するiPS細胞。多くの人に拒絶反応が起きにくいHLA(ヒト白血球抗原)型を持つ人の血液などから作られる。再生医療用iPS細胞。
イン‐サイチュ【in situ】
《その場所で、の意》細胞が生体内の本来あるべき場所で機能している状態であること。また、その状態で行われる実験や化学反応をさす。インシトゥ。
いん‐せい【陰性】
[名・形動] 1 消極的で、陰気なこと。内にこもっている感じであること。また、そのさま。「—な人」⇔陽性。「この—の憤怒は迸(ほとばし)り出るはけ口をもたなかった」〈里見弴・今年竹〉 2 医学の...
いんせい‐はんのう【陰性反応】
生化学的、細菌学的診断の所見で、病毒の存在を示す反応がみられないこと。⇔陽性反応。