ロールシャッハ‐テスト【Rorschach test】
投影法による人格検査の代表的なもの。左右対称なインクのしみが何に見えるかという反応をもとに被験者の人格を理解しようとする検査。20世紀初め、スイスの精神科医ロールシャッハ[1884〜1922]の考案。
ワッセルマン‐はんのう【ワッセルマン反応】
梅毒の血清診断法。病原体トレポネマの代用の抗原と血清との補体結合反応を利用するもので、溶血が起これば陰性とする。1906年にワッセルマンとナイセルが発見。
ワトソン【John Broadus Watson】
[1878〜1958]米国の心理学者。行動主義を提唱し、従来までの内観法に対して、客観的に観察できる刺激と反応の関係を研究すべきことを主張。著「行動主義」など。