かえり‐ぐま【返り隈/返り暈】
日本画で、彩色した上を白色や明るい色調の顔料などで隈取ること。逆隈(さかぐま)。
かえん‐ぐま【火焔隈】
歌舞伎の隈取りの一。白塗りの地に油紅で火炎のような形に隈取る。勇武・豪壮な役柄を示し、「義経千本桜」鳥居前の忠信などに用いる。
かき‐うち【牡蠣打ち】
1 カキの肉を取り出すために、殻を打ち割ること。また、その道具。 2 岩についているカキを手鉤(てかぎ)などではぎ取ること。《季 冬》
かき‐うつ・す【書(き)写す】
[動サ五(四)]記載されている文字・文章・絵などを、別の紙にそのとおりに書く。写し取る。「古文書を—・す」
かき‐こ・す【書き越す】
[動サ四]書いてよこす。「初通(しょつう)よりして文章、命も取るほどに、次第次第に—・しぬ」〈浮・一代女・一〉
かき‐さら・う【掻き攫う】
[動ワ五(ハ四)]急に横から奪い取る。かっさらう。「有がとうございますと—・って行くうしろ姿」〈一葉・にごりえ〉
か・く【掻く】
[動カ五(四)] 1 指先やつめ、またはそれに似たもので物の表面を強くこする。「かゆい所を—・く」 2 手やそれに似たものであたり一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする。「雪を—・く」「手で...
かく【馘】
[音]カク(クヮク)(漢) [訓]みみきる くびきる 1 敵を殺した証拠に左耳を切り取る。「馘耳」 2 首にする。「馘首」
かくうせいきゅう‐さぎ【架空請求詐欺】
架空の費目で請求を行い金品をだまし取ること。請求書を送りつけて、現金を指定した口座に振り込ませるなどの手口があり、請求方法は、封書・電子メール・電報などさまざま。詐欺罪・恐喝罪の対象となる。→振...
かく‐しゅ【攫取】
[名](スル)つかみ取ること。「忽(たちま)ち巨万の怪利を—す」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉