かさあみ‐りょう【笠網漁】
愛知県新城市出沢(すざわ)地区で行われる鮎(あゆ)漁。地区内を流れる豊川(とよがわ)にかかる鮎滝を遡上しようと跳躍する鮎を、笠網という網ですくい取る。江戸時代寛永(17世紀初)ごろに始まる漁法。
笠(かさ)の台(だい)が飛(と)・ぶ
首を斬られる。打ち首になる。「お前この銀取ると—・ぶぞえ」〈浄・歌祭文〉
かしたんぽ‐じょうこう【瑕疵担保条項】
破綻した旧長銀と旧日債銀が一時国有化の後、売却された際に、買い手との契約に盛り込まれた条項。両行がもつ特定の債務者への貸出債権の価値が、3年(または3年1か月)以内に2割以上下がった場合に、当初...
かし‐ちん【貸(し)賃】
物を貸して取る料金。⇔借り賃。
かしつけ‐りょう【貸付料】
賃貸借の契約に基づき、貸し主が借り主から受け取る料金。貸し賃。
かし‐りょう【貸(し)料】
物を貸すとき、その損料として受け取る金銭。貸し賃。
かす【滓/糟/粕】
[名] 1 液体をこしたあとに残ったり、液体を入れた容器の底に沈殿したりしたもの。おり。 2 よい所、必要な部分を取り去ったあとの残り。「食べ—」 3 役に立たないつまらないもの。最も下等なも...
かす・む【掠む】
[動マ四] 1 奪い取る。「他の怨敵に—・まれて、其の国土を破壊せむ」〈西大寺本金光明最勝王経平安初期点〉 2 人の目を盗む。こっそり行動する。「—・んで竹生島へ参ってござる」〈虎明狂・ぬらぬ...
かすめ‐と・る【掠め取る】
[動ラ五(四)] 1 奪い取る。盗み取る。「烏が犬のえさを—・る」 2 ごまかして奪い取る。「悪徳業者に土地を—・られた」
かす・る【掠る/擦る】
[動ラ五(四)] 1 軽く触れて通り過ぎる。かすめる。「弾丸が耳を—・った」 2 上前をはねる。「賃金を—・る」 3 かすり書きにする。 4 他人のものをちょっと利用する。「その提灯の明りを—...