いけのぼう‐せんこう【池坊専好】
(初世)[1540ころ〜1620ころ]立花の名手。信長、秀吉の後援を得て池坊流を発展させた。
(2世)[1575〜1658]立花の名人。法橋(ほっきょう)に叙任。後水尾(ごみずのお)院の親任...
カノッサ‐の‐くつじょく【カノッサの屈辱】
聖職叙任権をめぐって教皇グレゴリウス7世から破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、教皇滞在中の北イタリアのカノッサ(Canossa)城の門前で雪の中を3日間たたずんで赦免を請い、許された事件。
かんと‐すいきょじょう【官途推挙状】
中世、武家方から朝廷に対して武家の官職叙任について奏請した推薦状。官途挙状。
かんと‐ぶぎょう【官途奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。御家人などの官爵叙任をつかさどった。
しんにん‐かん【親任官】
明治憲法下で、天皇が親署によって叙任した官吏。国務大臣・宮内大臣・陸海軍大将など。→高等官
じょ【叙〔敍〕】
[常用漢字] [音]ジョ(呉) [訓]のべる 1 順序立てて述べる。「叙景・叙事・叙述/自叙・直叙・倒叙・平叙」 2 官位を授ける。「叙位・叙勲・叙任/昇叙・追叙」 3 (「抒」の代用字)思いを...
ターク‐イ‐ブスターン【Taq-i-Bustan】
イラン西部の都市ケルマーンシャーの北郊にあるササン朝ペルシア時代の遺跡。ペルシア語で「楽園のアーチ」を意味し、池に面する岩山の崖に大小二つの石窟がある。大石窟は6世紀後半から7世紀前半にかけて造...
ちょくにん‐かん【勅任官】
明治憲法下で勅任により叙任された官吏。親任官と一等・二等の高等官。
ねん‐しゃく【年爵】
年給の一。平安時代以降、上皇・三后(さんこう)・東宮・親王などの所得とするために、毎年一定数の叙爵希望者を募って推薦させ、名目だけの従五位下に叙して、叙任された者にその叙料を納めさせた制度。
ホーエンザルツブルク‐じょう【ホーエンザルツブルク城】
《Festung Hohensalzburg》オーストリア中部の都市、ザルツブルクの旧市街南部の高台にある城。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起こった叙任権闘争の際...