て‐なわ【手縄】
1 旗、または幕の乳(ち)に通して張り渡す縄。 2 口取りが馬をひく縄。 3 捕吏などが人を捕らえて縛るのに使う縄。
とねり【舎人】
《「との(殿)い(入)り」の音変化かという》 1 古代、天皇・皇族の身辺で御用を勤めた者。 2 律令制で、皇族や貴族に仕え、護衛・雑用に従事した下級官人。内舎人(うどねり)・大舎人・東宮舎人・中...
ば‐てい【馬丁】
馬の世話や口取りをする人。
みつ‐もの【三つ物】
1 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の称。 2 騎射で、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物(いぬおうもの)の称。後世、流鏑馬の代わりに歩射(ぶしゃ)を加えた。 3 連歌・俳諧...
もろ‐くち【諸口】
1 多くの人がいう言葉。衆口。「下の—と申すことは、えいなび給はぬことなり」〈宇津保・国譲下〉 2 馬の口取り縄を左右両方からとること。⇔片口。「侍十二人に—をさせ」〈太平記・一二〉
りき‐しゃ【力者】
1 平安末期以後、髪をそった姿をし、院・門跡・寺院・公家・武家などに仕えて力仕事に携わった従者。輿(こし)を担ぎ、馬の口取りをし、長刀(なぎなた)を持つなどして供をした。力者法師。青法師。 2 ...
わ‐しょっき【和食器】
和食に用いられる食器。茶碗、箸、口取り皿など。→洋食器