こ‐せん【古銭/古泉】
1 昔、通用したぜに。古いぜに。 2 近世、寛永通宝以前の古い貨幣。また、中国から渡った開元通宝・永楽銭など。⇔新銭。
こせん‐か【古銭家】
古銭を収集することを趣味とする人。
こせん‐がく【古銭学】
古代から近代までの貨幣・メダルの形・意匠・銘文などを研究する学問。考古学・神話学・美術史学と密接に関連する。
こ‐せんじょう【古戦場】
昔、戦いのあった所。
こ‐せんりゅう【古川柳】
江戸時代、初世柄井川柳(からいせんりゅう)によって確立された川柳。明治後期に復興された新川柳に対していう。
こそべ‐やき【古曽部焼】
摂津国古曽部(大阪府高槻市)で産した陶器。遠州七窯(なながま)の一つで、開窯は桃山末期から江戸初期。「古曽部」の印を用い、三島手・絵唐津などの写しのほか特色ある赤絵を作った。
こ‐そめつけ【古染付】
中国、明代末期に景徳鎮窯で焼かれた染め付け磁器。薄手で飄逸(ひょういつ)な絵模様の日常食器と、日本の茶人の注文による厚手で風韻のある作風のものとがある。
こ‐ぞく【古俗/故俗】
昔の風俗。古くからのしきたり。「—を今に伝える祭礼」
こ‐たい【古体】
[名・形動] 1 古い時代のものであること。古めかしいこと。また、そのさま。古風。昔風。「書(しょ)の—」「御調度どもも、いと—に馴れたるが」〈源・蓬生〉 2 漢詩で、唐以前に行われた詩体。古詩...
こ‐てい【古体】
⇒こたい(古体)