くがつ‐せっく【九月節句】
重陽(ちょうよう)の節句。
く‐く【句句】
言葉や詩歌の一句一句。「其文もまた絶妙にして—錦繍なるが故に」〈逍遥・小説神髄〉
くさもち‐の‐せっく【草餅の節句】
3月3日の節句。草餅を作って雛祭りに供えるところからいう。
けい‐く【警句】
短く巧みな表現で、真理を鋭くついた言葉。アフォリズム。「—を吐く」
けいよう‐く【形容句】
形容詞と同じように、体言を修飾限定する機能をもった句。形容詞的修飾語ともいう。「清く澄んだ水」の「清く澄んだ」の類。
けっ‐く【結句】
[名]詩歌の終わりの句。特に、漢詩の絶句の第4句。
[副] 1 とどのつまり。あげくのはて。結局。「わたし自身で道をつけてやる方が—女の為だと考え」〈荷風・あぢさゐ〉 2 かえって。むしろ。...
げん‐く【原句】
引用されたり翻訳されたりする以前の原典の句。また、添削・推敲(すいこう)する前の俳句。
げん‐く【言句】
短い言葉。文句。ごんく。
げんげん‐くく【言言句句】
一つ一つの言葉。一語一語。「—、肺腑より出で」〈独歩・日の出〉
こい‐の‐く【恋の句】
連歌・連句で、恋を詠み込んだ句。特に付句についていい、連句の中で変化をつける働きをする句。