し【史】
1 歴史。「—をひもとく」「日本—」 2 律令制で、太政官(だいじょうかん)・神祇官(じんぎかん)の主典(さかん)。文書・庶務をつかさどった。 3 漢籍を経・史・子・集に分類した四部の一。歴史書...
し【史】
[音]シ(呉)(漢) [訓]ふみ ふひと さかん [学習漢字]5年 1 出来事の記録。また、その出来事。「史学・史劇・史実・史跡/外史・先史・戦史・前史・通史・稗史(はいし)・秘史・有史・歴史」...
し‐か【史家】
歴史に精通した人。また、歴史家。
し‐か【史科】
歴史に関する科目。また、歴史学科。
し‐かん【史官】
歴史編纂(へんさん)に従う官職。特に、古代中国で、文書・記録の任にあたった官。
し‐かん【史観】
歴史を全体的に把握し、解釈するときの基礎的な立場・考え方。歴史観。「皇国—」
し‐がく【史学】
歴史を研究する学問。歴史学。
しき【史記】
中国の二十四史の一。黄帝から前漢武帝までの二千数百年にわたる通史。前漢の司馬遷撰。本紀12・表10・書8・世家(せいか)30・列伝70の全130巻。紀伝体の祖で、注釈書が多数ある。
しきしょう【史記抄】
室町中期の、「史記」の注釈書。19巻。桃源瑞仙著。文明9年(1477)成立。当時の口語で注釈したもの。史記桃源抄。
し‐きょく【史局】
史書を編纂(へんさん)する場所。徳川光圀(とくがわみつくに)が「大日本史」を編纂するため江戸駒込の別邸に置いた史局が知られる。