し【司】
1 律令制で、省に属し、寮の次に位した役所。主膳司(しゅぜんし)・主水司(しゅすいし)など。 2 明治初年、官省に属し、局・寮の次に位した役所。用度司・出納司など。
し【司】
[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]つかさどる つかさ [学習漢字]4年 1 役目を受け持ちとりしきる。つかさどる。「司会・司書・司令」 2 役目を受け持つ人。「行司(ぎょうじ)・宮司(ぐうじ...
し‐かい【司会】
[名](スル)会の進行をつかさどること。また、その役。「友人の結婚式を—する」「—者」
し‐きょう【司教】
カトリック教会の高位聖職。使徒の継承者と見なされ、司祭の上に位する。司教区の長としてこれを統轄。ギリシャ正教およびイギリス国教会では主教とよぶ。→大司教
しきょう‐ざ【司教座】
ローマカトリック教会で、司教または大司教が執務するための座席。カテドラル(司教座聖堂)内に設置される。ギリシャ正教およびイギリス国教会では主教座とよぶ。→カテドラル
しきょうざ‐せいどう【司教座聖堂】
⇒カテドラル
しきょう‐の‐おか【司教の丘】
《Cerro del Obispado》メキシコ北東部、ヌエボレオン州の都市モンテレーにある丘。南西郊に位置する。18世紀末に建てられたモンテレー司教の館がある。市街を一望できる展望地として知られる。
し‐ぎょう【司業】
国子監の教授。隋の煬帝(ようだい)の時に置かれ、清代に廃止。今の大学教授にあたる。
し‐くう【司空】
中国、周の六卿の一。冬官の長で、土木・水利などの建築事業をつかさどった。前漢では大司空、後漢・唐では再び司空となり、三公の一。
し‐こう【司寇】
中国、周の六卿の一。秋官の長で、刑罰・警察をつかさどった。