出典:gooニュース
中国政府 司教任命をめぐる暫定合意を4年間延長 バチカンとの関係改善図る狙いか
中国政府は、国内にあるカトリック教会の司教の任命方法について、バチカンとの暫定合意をさらに4年間延長すると発表しました。宗教活動を政府の統制下に置く中国では、バチカンが中国国内にあるカトリック教会の司教を任命する権限を長らく認めていませんでした。
中国、バチカンとの合意4年延長 司教任命権巡り
保守的なカトリック教徒の間では、バチカンが中国側に譲歩し過ぎだとの批判が出ているが、バチカンはローマ教皇が中国の司教の最終的な任命権を保持していると説明している。
司教任命権で暫定合意を延長 中国とローマ教皇庁
【北京共同】中国外務省は22日、中国での司教任命権問題を巡る暫定合意を4年間延長することでローマ教皇庁(バチカン)と合意したと発表した。 国交のない両国は、中国が国内の司教を独自に任命して対立していたが、2018年に暫定合意を結び歴史的な和解を果たした。暫定合意は20年と22年に延長され、今回で3度目の延長。暫定合意の詳細な内容は明らかにしていない。
もっと調べる