韻(いん)を探(さぐ)・る
多人数が集まって詩を作るとき、各人が韻字本を無心に開き、そこに出た韻字をその人の詩の韻とする。探韻(たんいん)する。「貴ぶ所これ賢才といふ題にして—・らるることあり」〈神皇正統記・村上〉
うや‐ま・う【敬う】
[動ワ五(ハ四)]相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。「師と—・う」 [可能]うやまえる [用法]うやまう・あがめる——「敬う」は、対象を高位のもの、上位のものとして礼を尽くす意で、「神仏を敬う...
かく【各】
[音]カク(呉)(漢) [訓]おのおの [学習漢字]4年 おのおの。それぞれ。いろいろ。「各位・各界・各国・各自・各社・各種・各省・各地・各人各様」 [名のり]まさ
かく‐つう【各通】
1 それぞれの書類・書状。 2 書状などを各人に1通ずつ送ること。
かく‐よう【各様】
それぞれに違ったようすであること。さまざま。「各人—の意見」
きしつ‐の‐せい【気質の性】
宋(そう)の儒者が、人間性について提起した学説の一。各人の受けた気の清濁による、それぞれに異なる現実的、物質的な性格。→本然(ほんぜん)の性
きょう‐がい【境界】
1 各人をとりまく境遇。境涯。「これまでの不安心な—を一歩離れて」〈鴎外・阿部一族〉 2 精神・感覚の働きによりもたらされる状態。境地。「恋とか愛とか云う—は既に通り越して」〈漱石・草枕〉 3 ...
きょうさん‐しゅぎ【共産主義】
1 財産の私有を否定し、生産手段・生産物などすべての財産を共有することによって貧富の差のない社会を実現しようとする思想・運動。古くはプラトンなどにもみられるが、現代では主としてマルクス・エンゲル...
口(くち)を揃(そろ)・える
各人が同じことを言う。異口同音に言う。「—・えて反対する」
ぐんたい‐てちょう【軍隊手帳】
旧日本陸海軍の下士官・兵に交付された手帳。各人の身分を証明した。 [補説]「軍隊手牒」とも書く。