いろ‐あい【色合(い)】
1 色彩のぐあい。色の加減。色調。「着物の—」 2 物事の感じやぐあい。傾向。「事件は迷宮入りの—をおびてきた」 3 顔の色つや。顔色。「—心地よげに、声いたう枯れてさへづりゐたり」〈源・玉鬘〉
いんよう‐わごう【陰陽和合】
陰・陽二気の相互作用によって、万物が生成されること。転じて、男女の交合。
う‐ごう【烏合】
《烏(からす)の集まりの意》規律も統一もなく寄り集まること。
うた‐あわせ【歌合(わ)せ/歌合】
左右に分けた歌人の詠んだ歌を左右1首ずつ出して組み合わせ、判者(はんじゃ)が批評し、その優劣を競う遊戯。平安初期以来、貴族の間に流行。平安後期には歌人の実力を争う場となった。うたくらべ。
うば‐ゆり【姥百合】
ユリ科の多年草。常緑樹林の樹陰に生え、高さ約1メートル。葉は茎の中ほどにつき、楕円形で先がとがる。夏、緑白色の筒状の花が横向きに咲く。
うみ‐ゆり【海百合】
ウミユリ綱ウミユリ目の棘皮(きょくひ)動物の総称。放射状に伸びた羽状の腕をもつ冠状部と、それを支える長い茎からなり、深海底に着生。外見がユリを思わせる。日本近海にトリノアシなどがある。ウミユリ綱...
うり‐れんごう【売(り)連合】
取引相場で、売り方どうしが自分たちに有利な相場になるよう、一致した行動をとること。⇔買い連合。
えあわせ【絵合/絵合せ】
(絵合)源氏物語第17巻の巻名。前斎院が入内(じゅだい)、二度の絵合わせが催される。 (絵合せ)庄野潤三の短編小説集。グリム童話を引用し、家族の愛情を描く。昭和46年(1971)刊行。同年、...
えいぐ‐うたあわせ【影供歌合】
影供のために催す歌合わせ。特に、柿本人麻呂の像を祭って行うもの。
えいざん‐ゆり【叡山百合】
ヤマユリの別名。