つじ‐うら【辻占】
1 黄楊(つげ)の櫛(くし)を持ち、道の辻に立って、最初に通る人の言葉を聞き吉凶を判断する占い。道占。道行き占。 2 偶然出あった物事を手がかりとして吉凶を判断すること。「—がよい」 3 吉凶を...
てそう‐み【手相見】
手相でその人の運勢・吉凶をうらなうこと。また、それを職業とする人。
てん‐もん【天文】
1 天体に起こるさまざまな現象。 2 天空に起こるさまざまな現象を見て吉凶を占うこと。また、その術。「—は淵源をきはめ、推条掌をさすが如し」〈平家・三〉
てんもん‐どう【天文道】
天文・気象を観察し、その変異により吉凶を察知する術。律令制では、陰陽寮(おんようりょう)に天文博士が置かれ、天文の観察や異変の際の密奏をつかさどった。
とおかみ‐えみため
1 亀甲(きっこう)の裏に刻んだ線。「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の五つの線を焼いて占う。表にあらわれたひび割れの形で吉凶を判断する。 2 禊教(みそぎきょう)など一部の神道教派が祈祷(きとう)の...
とし‐うら【年占】
1年間の吉凶、特に農作物の豊凶を占うこと。粥占(かゆうら)・豆占(まめうら)など。→年見(としみ)
とし‐はっけ【年八卦】
年齢や干支(えと)によって占う1年間の吉凶。また、その刷り物。江戸時代、正月に高声で売り歩いた。
とし‐まわり【年回り】
1 特定の年齢によって、運勢の吉凶があるとすること。男の42、女の33は最も凶といわれる。 2 年齢。年のころ。
とり‐うら【鳥占】
卜占(ぼくせん)の一。鳥の鳴き声、止まった枝の方向、飛ぶ方角などで吉凶を占った。また、正月に小鳥の腹を裂いて、穀物が胃の中にあるかどうかで年占(としうら)をしたともいう。
なか‐がみ【天一神/中神】
陰陽道(おんようどう)で、八方を運行し、吉凶禍福をつかさどるとされる神。己酉(つちのととり)の日に天から下り、東・西など四方に5日ずつ、北東・南東など四隅には6日ずついて合計44日、癸巳(みずの...