明(あ)けても暮(く)れても
飽きもせず、同じことを毎日続けるさま。年がら年じゅう。よいこととして評価される事柄にはあまり使わない。「航海中—目にするものは海ばかり」
あけ‐はなし【開け放し/明け放し】
[名・形動]「あけっぱなし」に同じ。「穴だらけというより寧(むし)ろ—と評するのが適当な位に」〈漱石・こゝろ〉
あけ‐はな・つ【開け放つ/明け放つ】
[動タ五(四)]「あけはなす」に同じ。「表門を—・つ」
あけら‐かん
[副]「あっけらかん」に同じ。「—と頤(おとがい)を垂れて」〈鏡花・義血侠血〉
あげ‐はま【揚(げ)浜】
1 海水をくみ上げ、日光や風で水分を蒸発させて塩をとる塩田。揚げ浜式塩田。⇔入り浜。 2 「上げ石」に同じ。
あげ‐ばり【幄】
《「揚げ張り」の意》「幄舎(あくしゃ)」に同じ。「色々の錦の—に、御簾(みす)いと青くかけわたし」〈枕・二七八〉
あげ‐ぶた【上(げ)蓋】
「上げ板1」に同じ。
あ‐こ【彼処/彼所】
[代]「あそこ」に同じ。「わしゃ—ではえらうきれるがな」〈滑・膝栗毛・五〉 [補説]現代でも京阪地方などで用いる。
アコーディオン‐カーテン【accordion curtain】
「アコーディオンドア」に同じ。
朝雨(あさあめ)は女(おんな)の腕捲(うでまく)り
朝の雨はすぐにあがるから、女の腕まくりと同じようにこわくない。