エス‐エス‐オー【SSO】
《Sun-synchronous orbit》⇒太陽同期軌道
じゅんてんちょう‐きどう【準天頂軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の自転と同じ周期で公転する同期軌道のうち、適切な軌道要素をもたせ、地上の一地点の天頂付近に長時間とどまって見える軌道のこと。地球上からは数字の「8」のように見えるため...
たいち‐どうききどう【対地同期軌道】
⇒同期軌道
たいよう‐どうきじゅんかいききどう【太陽同期準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。太陽同期軌道と準回帰軌道を組み合わせたもの。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できることに加え、一定周期で同一地点の上空に戻ってくる...
ツンドラ‐きどう【ツンドラ軌道】
人工衛星を高緯度地域で利用するための同期軌道の一つ。国土が高緯度にあるため、赤道上の静止軌道は利用しづらい旧ソ連で考案された。1恒星日(約23時間56分)周期で離心率が1に近い長楕円の軌道をとり...
どうき‐きどう【同期軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の自転と同じ周期で公転し、地上の一地点からは、毎日同じ時刻に同じ位置に見える。軌道傾斜角が0度の場合は静止軌道といい、赤道上空を周回する。逆に軌道傾斜角を大きくした場...
ドーンダスク‐きどう【ドーンダスク軌道】
《dawn-dusk orbit》人工衛星がとる軌道の一。名称は夜明け(dawn)と夕暮れ(dusk)の軌道を意味し、地球の明暗境界線上を周回する太陽同期軌道をとる。年間を通じて、まったく地球の...
ナノ‐ジャスミン【Nano-JASMINE】
令和4年(2022)頃からの運用を目指していた位置天文観測衛星。日本の国立天文台・東京大学が進めている位置天文衛星計画JASMINEの技術検証を目的として開発。太陽同期軌道をとり、星間物質の吸収...
ナブアイシー【NavIC】
《navigation Indian constellation》インドの衛星測位システム。2013年から2016年にかけて7機の衛星が打ち上げられ、そのうち3機を静止軌道、4機を同期軌道で運用...
はかば‐きどう【墓場軌道】
役割を終えたり、寿命を迎えたりした人工衛星を周回させる軌道。対地同期軌道よりやや高い上空約37000キロメートルをとる。利用中の他の人工衛星との衝突によるスペースデブリの発生を防ぐ。廃棄軌道。