道(みち)も狭(せ)に
道も狭くなるほどに。道いっぱいに。→狭(せ)「吹く風をなこその関と思へども—散る山桜かな」〈千載・春下〉
みなと‐かぜ【港風】
河口または港のあたりに吹く風。「葦辺には鶴がね鳴きて—寒く吹くらむ津乎(つを)の崎はも」〈万・三五二〉
みなみ‐かぜ【南風】
南から吹く風。特に、4月ごろから8月ごろにかけて吹く夏の季節風。なんぷう。みなみ。《季 夏》「向日葵(ひまはり)の葉にとぶ蠅や—/蛇笏」
みなみ‐ごち【南東風】
《「こち」は東から吹く風》東南東からの風。
みやま‐がくれ【深山隠れ】
山奥深く隠れていること。また、山の深い所。「吹く風と谷の水としなかりせば—の花を見ましや」〈古今・春下〉
むべ【宜/諾】
[副]「うべ」に同じ。「吹くからに秋の草木のしをるれば—山風をあらしといふらむ」〈古今・秋下〉
むら‐たけ【群竹/叢竹】
群がり生えている竹。「我がやどのいささ—吹く風の音のかそけきこの夕(ゆふへ)かも」〈万・四二九一〉 [補説]書名別項。→むら竹
め‐ぐ・む【芽ぐむ/萌む】
[動マ五(四)] 1 芽が出はじめる。芽吹く。「木々が—・む春」《季 春》「—・むなる大樹の幹に耳を寄せ/虚子」 2 ある感情・状態などのきざしが見える。「はやくも破局は十分に—・んでいた」〈里...
め‐ざ・す【芽差す】
[動サ五(四)]芽が出る。芽吹く。「柳が—・す」
メダノスデコロ‐こくりつこうえん【メダノスデコロ国立公園】
《Parque nacional Los Médanos de Coro》ベネズエラ北西部にある国立公園。コロの北西郊に位置する。1974年に設立。海岸から内陸に向かって吹く貿易風が作り出した、...