み‐とく【味得】
[名](スル)よく味わって理解し、自分のものにすること。「芸術の醍醐味(だいごみ)を—する」
み‐どく【味読】
[名](スル)内容や文章をよく味わいながら読むこと。「文学作品を—する」
み‐もう【味盲】
特定の味についての味覚が先天的に欠如していること。大多数の人が感じるフェニルチオカルバミドおよび類似化合物の苦味を感じることができないこと。無味覚症。
み‐らい【味蕾】
脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。
み‐りん【味醂/味淋】
焼酎(しょうちゅう)に蒸した糯米(もちごめ)を混ぜ、米麹(こめこうじ)を加えて糖化発酵させて造り、粕(かす)をしぼりとった黄色透明の酒。甘味があり、調味料・飲料として用いる。本味醂。→味醂風調味料
みりん‐づけ【味醂漬(け)】
ウリ・ナス・ダイコンなどの野菜や魚肉を味醂の粕(かす)に漬けること。また、その食品。
みりんふう‐ちょうみりょう【味醂風調味料】
水飴(みずあめ)などの糖類に米麹(こうじ)・酸味料などを混ぜ、味醂に似せて作った調味料。アルコール分は1パーセント未満で、ほとんど含まない。→本味醂
みりん‐ぼし【味醂干し】
イワシ・アジなどを開き、味醂・醤油・砂糖などを混ぜた液に浸してから干した食品。