あか‐むつ【赤鯥】
1 スズキ科の海水魚。全長約30センチ、ムツに似るが朱紅色。やや深い海にすむ。美味。あかうお。 2 カワムツの雄。
あかる‐み【明るみ】
1 明るい所。 2 表立った所。公の場。世間。「悪事が—に出る」 [補説]2の意味で「明るみになる」と言うのは誤り。
あき【飽き/厭き】
あきること。嫌になること。「—のこない味」 [補説]和歌などでは「秋」に掛けていうことが多い。
あき‐あじ【秋味】
《秋を代表する味の意から》北海道や東北で、秋に産卵のため川をのぼってくるサケ。また、一般に塩鮭(しおざけ)。→時知らず2
あき‐さば【秋鯖】
秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。《季 秋》
あきたこまち
稲の一品種。秋田県で冷害と病気に強い「奥羽292号」と「こしひかり」をかけあわせて作られた。昭和59年(1984)同県の奨励品種に指定。味がよく、東北から九州まで広く栽培される。秋田31号。
秋茄子(あきなす)は嫁(よめ)に食(く)わすな
秋なすは特に味がよいので、憎い嫁に食わすなの意で、しゅうとめの嫁いびりをいったもの。一説には、からだが冷えるので大切な嫁に食わすなの意とも。また、種子が少ないので、子種が少なくなるから嫁に食わす...
あ・きる【飽きる/厭きる/倦きる】
[動カ上一]《動詞「あ(飽)く」(四段)の上一段化。近世後期、江戸で使われはじめた語》 1 多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる。「勉強に—・きた」「彼の長話に—・きた」 2 十分...
呆(あき)れもし◦ない
《打消しの語を付けて意味を強めた表現》ひどくあきれて言いようもない。「…自慢らしい。—◦ねえといふことさ」〈滑・浮世風呂・二〉
アギオン‐オロス【Agion Oros/Άγιον Ορος】
ギリシャ北部、マケドニア地方南部のハルキディキ半島先端部にあるアトス山の尊称。ギリシャ語で「聖なる山」を意味する。