き‐こう【気功】
中国古来の自己鍛練法。呼吸法と体操によって体内の気血の循環をよくし、病気予防・健康維持を図るもの。気功療法。
き‐こう【気孔】
維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。陸生植物では葉の裏面に多い。
きざ‐こきゅう【起座呼吸】
心不全・喘息(ぜんそく)などの患者が、呼吸を楽にするため、上半身を起こした姿勢でする呼吸。臥位(がい)では静脈の還流量が増すので肺の鬱血(うっけつ)が増強し、肺活量は減少するため、坐位を余儀なく...
き‐そく【気息】
1 呼吸。いき。「—をととのえる」 2 気持ち。気質。「西洋で新人と云われている連中は、皆—の通っている処があって」〈鴎外・青年〉
きつ‐おん【吃音】
発声時に第1音が円滑に出なかったり、ある音を繰り返したり伸ばしたり、無音が続いたりする言語障害。不安や緊張などの心理的影響が強いと考えられているが、原因は不明。舌・唇・声帯・横隔膜など、発声・調...
きどう‐ねっしょう【気道熱傷】
火災や爆発の際に発生する高温の煙や水蒸気、有毒ガスなどを吸入することによって生じる呼吸器障害の総称。
き‐のう【気嚢】
1 鳥類の肺に付属する薄膜の袋。中に空気を蓄えて体を浮きやすくさせ、また呼吸を助けるなどの働きをする。 2 昆虫の気管の一部が拡大して袋状となったもの。 3 飛行船や気球の、浮揚のためのガスを入...
きのぼり‐うお【木登魚】
スズキ目キノボリウオ科の淡水魚。全長約25センチ。体は細長く、わずかに側扁する。体色は淡褐色。えらの一部が変化した器官をもち、空気呼吸をすることができ、夜間に水辺に上がり、胸びれやえらぶたのとげ...
きほんてき‐よっきゅう【基本的欲求】
食欲・性欲・睡眠・排泄・呼吸など、個体や種の生存を維持するために生物が本来もっている欲求。
き‐もん【気門】
昆虫・クモなど、気管で呼吸する節足動物の体の側面にある呼吸のための穴。気管に続く。各体節に一対ずつあるものが多い。呼吸門。