ぜん‐そく【喘息】
1 あえぐこと。息のせくこと。 2 息を吐き出すのが困難で、喘鳴を伴う発作性の呼吸困難を主とした症候群。アレルギーなどによる気管支喘息のほか、心臓病のある人に起こる心臓喘息や、尿毒症のときに起こ...
ぜん‐めい【喘鳴】
ぜいぜい、ひゅうひゅうという呼吸音。上気道に痰(たん)などがひっかかったときや気管支喘息の患者などにみられる。
そうき‐ぼしせっしょく【早期母子接触】
通常の出産で生まれた新生児を、分娩室で母親に抱かせること。母子が直接肌を触れ合うことで、母乳の分泌が促進される、母子の絆が深まるなどの効果があるとされるが、出生直後の新生児は呼吸や循環の機能が不...
そっ‐たく【啐啄】
《「啐」はひなが卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音》 1 禅宗で、導く師家(しけ)と修行者との呼吸がぴたりと合うこと。 2 またとない好機。「利家も内々かく思ひ寄り...
ソルト‐セラピー【salt therapy】
塩のエーロゾルを吸入することで、呼吸器の状態を改善するという伝統療法。ヨーロッパの岩塩洞窟で古くから行われる。近年、類似する環境を再現した室内で行うものもある。ハロセラピー。
ぞうえいざい‐かびんしょう【造影剤過敏症】
ヨウ素やガドリニウムを含む医療用の造影剤に対するアレルギー反応のこと。血圧低下・蕁麻(じんま)疹・潮紅・呼吸困難などの症状が現れ、重篤になるとショックを起こすことがある。
ぞっ‐こう【属絋】
《「絋」は新しい綿の意。昔、中国で、綿を鼻や口に当てて呼吸の有無を確かめたことから》人の死に際。臨終。しょっこう。
たいおん‐ちょうせつ【体温調節】
恒温動物で、体温をいつもほぼ一定に調節する作用。大脳にある体温中枢によって支配され、外界の温度が高いときは発汗や呼吸を盛んにして放熱し、低いときは体表の血管を収縮させて放熱を防いだり、筋肉を活動...
たいきょく‐けん【太極拳】
中国で、明代末から清代初ごろに始められたという拳法。円を描くようなゆっくりした動作を深呼吸に合わせて行うのが特徴で、現在では武術としてよりも健康法として中国政府が奨励している。
たいき‐りょうほう【大気療法】
肺結核など呼吸器病の患者に、戸外の新鮮な空気を吸わせて治療する方法。