たいこ‐うち【太鼓打】
半翅(はんし)目タイコウチ科の昆虫。池沼にすむ。体長約3.5センチで、体は土色、紡錘形で平たく、腹端に長い呼吸管をもつ。前脚は鎌(かま)状で、小魚・昆虫などを捕食する。水中からつまみ出すと、前脚...
たいしゃ‐けいろ【代謝経路】
生体内で連鎖的に起こる物質代謝に関わる一連の化学反応。細胞呼吸、解糖系、糖新生などがある。
たいしゃせい‐アシドーシス【代謝性アシドーシス】
糖尿病や腎不全などの代謝異常によって、細胞外液の重炭酸イオンが減少し、動脈血のpHが低下した状態。→アシドーシス →呼吸性アシドーシス
たいようせい‐はいえん【大葉性肺炎】
一つの肺葉全体が冒される肺炎。肺炎双球菌か肺炎桿菌(かんきん)の感染により、せき・たん・高熱・呼吸困難・胸痛などの重い症状を呈する。クループ性肺炎。クルップ性肺炎。
た・える【絶える】
[動ア下一][文]た・ゆ[ヤ下二] 1 続いていたものが途中で切れて続かなくなる。とぎれる。「人通りが—・える」「仕送りが—・える」 2 切れたあと完全になくなってしまう。なくなる。尽きる。「血...
たぞうき‐ふぜん【多臓器不全】
生命の維持に必要な複数の臓器の機能が連鎖的に低下した状態。腎臓・呼吸器・肝臓・血液系・心血管系(循環器系)・消化器・神経系のうち二つ以上が同時または連続して機能不全に陥った、致命的状態をいう。重...
タブン【tabun】
神経ガスの一種。アーモンドのようなにおいのする液体。猛毒で、吸入すると呼吸筋の麻痺(まひ)により窒息死する。
たんそ‐じゅんかん【炭素循環】
地球上における炭素の循環のこと。大気中の二酸化炭素が植物の光合成によって炭水化物になり、食物連鎖や腐敗を経て、ふたたび大気に還元するまでの過程を指す。炭素が生物体に固定される量と呼吸・分解によっ...
たん‐はい【炭肺】
塵肺(じんぱい)の一。炭塵を吸入し、肺に沈着して起こる呼吸器病。炭坑労働者に多い職業病。炭粉沈着症。炭素肺。
だい‐きょうきん【大胸筋】
前胸部の最も広く大きい筋肉。鎖骨の下から上腕部の付け根まで、正中線に沿ってある。上腕の運動や呼吸運動に関与する。