たん‐はい【炭肺】
塵肺(じんぱい)の一。炭塵を吸入し、肺に沈着して起こる呼吸器病。炭坑労働者に多い職業病。炭粉沈着症。炭素肺。
だい‐きょうきん【大胸筋】
前胸部の最も広く大きい筋肉。鎖骨の下から上腕部の付け根まで、正中線に沿ってある。上腕の運動や呼吸運動に関与する。
チアノーゼ【(ドイツ)Zyanose】
皮膚や粘膜が青紫色になった状態。血液中の酸素の減少によるもので、呼吸困難や血行障害によって起こる。藍青(らんせい)症。
チェーンストークス‐こきゅう【チェーンストークス呼吸】
激しい呼吸と無呼吸が周期的に繰り返される状態。中枢神経系や心臓に異常がある際などにみられる。 [補説]名称は、スコットランドの医師チェーン(John Cheyne)とアイルランドの医学者ストーク...
ちっ‐そく【窒息】
[名](スル)息がつまること。呼吸ができなくなること。二酸化炭素と酸素との交換ができなくなる状態。「酸欠で—する」
ちっそくせい‐ガス【窒息性ガス】
呼吸を困難にさせる毒ガスの総称。ホスゲン・塩素など。
チトクロム【(ドイツ)Cytochrom】
生物の細胞内に存在する鉄たんぱく質。ヘモグロビンとよく似た構造をもつヘムたんぱく質の一。細胞呼吸における電子伝達系に関与する。チトクローム。シトクロム。
ちょうせん‐ぶな【朝鮮鮒】
トウギョ科の淡水魚。浅い池や水田などにすむ。全長8センチくらい。体は細長く、緑褐色で、繁殖期の雄は婚姻色を呈する。空気呼吸ができ、また水面に気泡の巣を作って産卵する。大正3年(1914)朝鮮半島...
チョーク‐サイン【choke sign】
《chokeは窒息の意》気道に異物が詰まるなどして、呼吸ができなくなった際に無意識に行う、手でのどをつかむようなしぐさ。
つうせいけんきせい‐さいきん【通性嫌気性細菌】
酸素がある環境でも生育できる嫌気性細菌。酸素がある環境では好気呼吸、酸素がない環境では無気呼吸によってエネルギーを得る。大腸菌・ブドウ球菌・サルモネラ菌など。通性菌。通性細菌。通性嫌気性菌。