まんぎんしゅう【漫吟集】
契沖の歌集。自撰の「契沖和歌延宝集」「漫吟集龍公美本」「漫吟集類題」を併せていう。
まんざいきょうかしゅう【万載狂歌集】
江戸後期の狂歌集。17巻2冊。四方赤良(よものあから)・朱楽菅江(あけらかんこう)編。天明3年(1783)刊。「千載和歌集」に倣い、古今の狂歌を集大成したもの。
まんしゅ‐いん【曼殊院】
京都市左京区にある天台宗の門跡寺院。延暦年間(782〜806)最澄が比叡山に建立、東尾坊と称したのに始まる。明暦2年(1656)良尚法親王が現在地に造営。所蔵の絹本着色不動明王像・古今和歌集は国...
まんだいわかしゅう【万代和歌集】
鎌倉中期の私撰和歌集。20巻。衣笠家良撰か。宝治2年(1248)成立。勅撰集にもれた歌約3800首を収めたもの。
みえい‐く【御影供】
1 神仏や故人の絵像を祭って供養すること。 2 真言宗で、空海の忌日の3月21日に、その絵像を供養する法会。みえく。《季 春》「—や人に埋もるる壬生朱雀/太祇」 3 ⇒御会式(おえしき) 4 柿...
みお‐つ‐くし【澪標】
1 《「澪(みお)つ串(くし)」で、「つ」は助詞「の」の意》澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。和歌では「身を尽くし」にかけて用いることが多い。みおぎ。みおぐい。みおじる...
みこひだり‐け【御子左家】
《藤原道長の六男長家が醍醐天皇の皇子、左大臣源兼明の邸宅を伝領したところから》平安末期から鎌倉初期にかけて、藤原俊成・定家・為家(ためいえ)3代を中心とする和歌師範家としての家系。為家の子為氏(...
みずかげ‐ぐさ【水陰草】
1 水辺の物陰に生えた草。和歌では多く天の川をいう。「天の川—の秋風になびかふ見れば時は来にけり」〈万・二〇一三〉 2 稲の古名。〈日葡〉
みそひと‐もじ【三十一文字】
《1首が仮名で31文字からなるところから》短歌のこと。和歌。
みなべ
和歌山県南西部、日高郡の地名。千里浜はウミガメの産卵地として知られる。