め
1 五十音図マ行の第4音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[e]とから成る音節。[me] 2 平仮名「め」は「女」の草体から。片仮名「メ」は「女」の末2画から。
めなだ【目奈陀/赤目魚】
ボラ科の海水魚。全長約1メートル。体はボラによく似るが、口唇が赤く、目に脂瞼(しけん)とよぶ薄く軟らかい膜がない。ボラよりも北方海域に多い。北海道以南に分布。幼魚をアカメとよぶ。夏に美味。いせごい。
め‐はじき【目弾】
1 シソ科の二年草。原野に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱で、全体に白い毛を密生する。根際の葉は心臓形で大きいが、上部の葉は深い切れ込みがある。7〜9月、茎の上部に淡紅紫色の唇形の花を数段つけ...
メルケル‐さいぼう【メルケル細胞】
皮膚の表皮の最下層にある、球形または卵円形の細胞。感覚神経の末端と接し、軽い接触の感知に関与するとされる。指先・口唇・毛包など、感覚の鋭敏な部位に多く存在。名称は発見者であるドイツの解剖学者フリ...
も
1 五十音図マ行の第5音。両唇鼻音の有声子音[m]と母音[o]とから成る音節。[mo] 2 平仮名「も」は「毛」の草体から。片仮名「モ」は「毛」の末3画から。
やご【水蠆】
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。直腸の変化した気管鰓(えら)で呼吸するが、イトトンボ類では尾...
やせ‐うつぼ【痩靫】
ハマウツボ科の寄生植物。地中海沿岸の原産。一年生で、葉緑素をもたないため全体が褐色をしている。高さ15〜40センチ。キク科やマメ科の植物に寄生し、5月ごろ唇形花をつける。
やま‐じおう【山地黄】
シソ科の多年草。山地に生え、ジオウに似て、高さ5〜10センチ。地下茎で増える。茎の下部の葉はロゼット状をなし、上部の葉は対生する。夏、淡紅色の唇形の花が咲く。みやまきらんそう。
やま‐はっか【山薄荷】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ60〜90センチ。卵形の葉が対生する。秋、紫色の唇形の小花をつける。香りはない。
指(ゆび)を唇(くちびる)に当(あ)・てる
人差し指を唇に縦に当てる。話をするな、静かにしろ、の意を示すしぐさ。