じゅ‐きょう【誦経】
[名](スル)経文を声を出して読むこと。また、そらんじて唱えること。ずきょう。「朝に夕に—する」
じゅ‐ごん【呪言】
まじないに唱える言葉。じゅげん。
じゅ‐じゅ【誦呪】
仏事で陀羅尼(だらに)などを唱えること。
じゅ・する【呪する】
[動サ変][文]じゅ・す[サ変]《「しゅする」とも》まじないを唱える。「ぐらぐらと家が揺らめいた。私は陀羅尼(だらに)を—・した」〈鏡花・高野聖〉
じゅ・する【誦する】
[動サ変][文]じゅ・す[サ変]詩歌・経文などを節(ふし)をつけて唱える。誦(しょう)する。ずする。「経を—・する」
じゅ‐ほう【呪法】
1 呪文を唱えて行う法式。特に、密教で、呪文を唱えるなどして行う修法。 2 呪術。まじない。
じゅ‐もん【呪文】
1 修験道・陰陽道などで唱えるまじないの文句。→呪(じゅ) 2 呪術的効果を望んで唱える言葉。一定のきまり文句の反復が多い。「あやしげな—を唱える」
じょう‐ねんぶつ【常念仏】
1 絶え間なく念仏を唱えること。また、その念仏。不断念仏。 2 一定の期間を定め、念仏法要を営むこと。また、その念仏。不断念仏。 3 歌舞伎下座音楽の一。心中・道行きなどの寂しい場面に用いる、鉦...
じりき‐ねんぶつ【自力念仏】
仏語。阿弥陀仏の本願の力によらず、自分の力で往生を遂げようという心で唱える念仏。⇔他力念仏。
ず‐もん【誦文】
《「ず」は「じゅ」の直音表記》呪文(じゅもん)を唱えること。また、その文句。「はなひて—する」〈枕・二八〉