たか‐ねんぶつ【高念仏】
声を高く張り上げて念仏を唱えること。たかねぶつ。「阿弥陀仏、阿弥陀仏と—申して」〈盛衰記・一八〉
たかみね‐ひでお【高嶺秀夫】
[1854〜1910]教育家。会津の生まれ。米国オスウィーゴ師範学校に留学。ペスタロッチ主義による開発教育を唱えるとともに、東京師範学校などで日本の教員養成教育の改革に貢献した。著「教育新論」など。
たちかわ‐りゅう【立川流】
真言密教の一派と陰陽道(おんようどう)との混合により成立した流派。性的な結合を唱える邪教とされた。平安後期、武蔵国立川の陰陽師が唱え、文観(もんかん)が広めて大流行したが、慶長以後ほとんど絶えた。
たりき‐ねんぶつ【他力念仏】
他力の救いを信じて阿弥陀仏の名を唱える念仏。⇔自力念仏。
大道(だいどう)廃(すた)れて仁義(じんぎ)あり
《「老子」一八章から》人の道理が自然に行われていた昔は、仁義という人為的な道徳は必要なかった。世の道理が失われたから、仁義をことさらに唱える必要が生じたのである。
だい‐ねんぶつ【大念仏】
1 大声で阿弥陀仏の名を唱えること。また、その法会。陰暦3月15日に東京隅田川のほとりの木母寺で行われるものが有名。 2 釈迦牟尼(しゃかむに)仏の名を唱えること。また、その法会。陰暦3月6日か...
だい‐もく【題目】
1 書物や作品などの標題。 2 討議や研究などで、問題として取りあげる事柄。 3 日蓮宗で唱える「南無妙法蓮華経」の7字。 4 (多く「お題目」の形で)口先だけで、実質のともなわないこと。「お—...
だいもく‐しゅう【題目宗】
《題目3を唱えるところから》日蓮宗のこと。
だらに【陀羅尼】
《(梵)dhāraṇīの音写。総持・能持と訳す》梵文(ぼんぶん)を翻訳しないままで唱えるもので、不思議な力をもつものと信じられる比較的長文の呪文。陀羅尼呪。呪。→真言(しんごん)
だるまさんがころんだ【達磨さんが転んだ】
子供の遊戯の一。鬼が後ろを向き「だるまさんがころんだ」と唱えている間に、他の者は少しずつ鬼に近づく。鬼が見ている間は体を動かしてはならず、動いたことを指摘された者は鬼の子となる。 [補説]「だる...