とい‐ごと【問ひ言】
問いかけ。また、その言葉。「忘れぬるなめりと—しける女のもとに」〈伊勢・三六〉
とい‐さ・く【問ひ放く】
[動カ下二]遠くから言葉をかける。「—・くる親族(うから)兄弟(はらから)なき国に渡り来まして」〈万・四六〇〉
とい‐ただ・す【問い質す】
[動サ五(四)]疑問・不審の点について、納得するまで質問し、明らかにする。また、真実を言わせようと厳しく追及する。「事実関係を—・す」「問いつめ—・す」
とい‐つ・める【問(い)詰める】
[動マ下一][文]とひつ・む[マ下二]真実を言うまで厳しく尋ねる。詰問する。「—・められて白状する」
とい‐とぶら・う【問ひ訪ふ】
[動ハ四]見舞う。訪問する。「—・ふ者一人もなし」〈平家・二〉