きた【喜多】
能楽師の姓の一。シテ方の家柄。 「喜多流」の略。
きた‐いん【喜多院】
埼玉県川越市にある天台宗の寺。山号は星野山、院号は仏地院。天長7年(830)円仁の開創と伝える。永仁年間(1293〜1299)尊海が中興、関東天台宗の中心となる。慶長年間(1596〜1615)天...
きたかた【喜多方】
福島県北西部の市。会津盆地の北部を占める。漆器・桐下駄・酒・味噌・醤油などを特産し、土蔵造りの建物が多い。平成18年(2006)1月、熱塩加納(あつしおかのう)村・塩川町・山都(やまと)町・高郷...
きたかた‐し【喜多方市】
⇒喜多方
きたがわ【喜多川】
姓氏の一。 [補説]「喜多川」姓の人物喜多川歌麿(きたがわうたまろ)
きたがわ‐うたまろ【喜多川歌麿】
[1753〜1806]江戸後期の浮世絵師。喜多川派の祖。本姓、北川。初めの号は豊章。独自の美人画、特に大首絵(おおくびえ)を創案、女性の官能的な美を描き出した。狂歌絵本・肉筆画も制作。
きたがわ‐は【喜多川派】
喜多川歌麿を祖とする浮世絵の一派。2代歌麿・月麿・藤麿らが知られる。
きた‐しちだゆう【喜多七大夫】
[1586〜1653]江戸初期の能役者。喜多流の祖。堺の人。名は長能(ながよし)。幼名、六平太。金春(こんぱる)流を学び、金剛流の芸系も受け継ぐ。豊臣秀吉に仕え、のち徳川秀忠より一流創設を許された。
きたはち【北八/喜多八】
「東海道中膝栗毛」の主人公。弥次郎兵衛とともに滑稽(こっけい)な旅を続ける。
きたむら【喜多村】
姓氏の一。 [補説]「喜多村」姓の人物喜多村信節(きたむらのぶよ)喜多村緑郎(きたむらろくろう)