ふ・く【吹く/噴く】
[動カ五(四)] 1 ㋐(吹く)空気が流れ動く。風が起こる。風が通ってゆく。「そよ風が—・く」 ㋑内部から水や蒸気などが勢いよくとび出す。ふき出す。「血が—・く」「鍋(なべ)が—・く」 ㋒今まで...
ふん【噴】
[常用漢字] [音]フン(慣) [訓]ふく 内部から外にふき出す。「噴煙・噴火・噴射・噴出・噴水・噴霧器/自噴」
ふん‐えん【噴煙】
火山活動により、火口から煙のように噴き上がる火山ガスや細粒の火山灰。
ふんえん‐ちゅう【噴煙柱】
火山の噴火によって噴き上げられる大量の火山灰や火山ガスからなる柱状の噴煙。特に巨大規模の噴火によるものは高さ100キロメートルに達する。
ふん‐か【噴火】
[名](スル)火口から溶岩・火山弾・火山灰・火山ガスなどが噴出すること。「300年ぶりに—する」
ふんかけいかい‐レベル【噴火警戒レベル】
気象庁が発表する気象統計情報の一つで、火山活動の状況を示す指標。周辺住民や登山者に向けて、危険が及ぶ範囲や必要な防災対策に応じて、レベル1(活火山であることに留意)・レベル2(火口周辺規制)・レ...
ふんか‐けいほう【噴火警報】
火山の噴火による災害を軽減するために、気象庁が全国110の活火山を対象として発表する警報。大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流など生命に危険を及ぼす火山現象の発生や、危険が及ぶ範囲の拡大が予想され...
ふんか‐こう【噴火口】
火山が噴出物を噴き出す口。火口。
ふんか‐ざん【噴火山】
噴火している山。火山活動をしている山。→活火山
ふんか‐そくほう【噴火速報】
登山者や火山周辺の住民に噴火の発生を迅速に知らせる情報。気象庁が常時観測火山を対象に提供。テレビ・ラジオ・携帯端末などで受信できる。