ぶ‐しゃ・れる【不洒落る】
[動ラ下一]へたな洒落をいう。わるふざけをする。「いけ騒々しい、—・れめえぞよ」〈洒・四十八手〉
べつ‐がん【別願】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれ独自の立場から立てた誓願。阿弥陀仏の四十八願、薬師仏の十二願など。諸仏に共通の四弘誓願(しぐぜいがん)を総願とよぶのに対していう。
ほう‐じ【法事】
死者の追善供養のために行う仏事。特に、四十九日まで7日目ごとに行うものや年忌をいうことが多い。法要。
ほけ‐どう【法華堂】
「ほっけどう(法華堂)」に同じ。「かの人の四十九日(なななぬか)、忍びて比叡(ひえ)の—にて」〈源・夕顔〉
ほん‐がん【本願】
1 本来の願い。本懐。「—を達成する」 2 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救済するために起こした誓願。阿弥陀仏の四十八願など。本誓(ほんぜい)。 3 「本願主(ほんがんしゅ)」の略。
ほん‐ぐみ【本組(み)】
1 活版印刷で、はじめ棒組にして校正を終えたものを、本式にページに組むこと。また、その組版。 2 江戸時代、江戸の町火消しの組の名。四十八組の一。
ぼさつ‐かい【菩薩戒】
仏語。大乗の菩薩が受持する戒。悪をとどめ、善を修め、人々のために尽くすという三つの面をもつ。梵網(ぼんもう)経に説く十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)など。大乗戒。
ぼんもう‐きょう【梵網経】
2巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳と伝えられたが、5世紀ごろ中国での成立とみられる。下巻は十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)をあげて大乗戒(菩薩(ぼさつ)戒)を説き、戒本とされる。最澄がこれに基づ...
ぼんもう‐ぼさつかい【梵網菩薩戒】
仏語。梵網経下巻に説かれる菩薩戒。十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)のこと。
マルディン【Mardin】
トルコ南東部の都市。シリアとの国境付近に位置する。初期キリスト教時代にシリア正教徒が定住。7世紀半ばから12世紀初頭までアラブ人に支配され、続いて、セルジュークトルコ、アルトゥク朝、カラクユンル...