しほう‐ぬき【四方貫】
四方差しの一。柱の四方に同じ大きさの貫を通す方法。
しほう‐はい【四方拝】
《近世は「しほうばい」とも》1月1日の早朝に行われる皇室祭祀(さいし)。天皇が清涼殿の東庭に出て、属星(ぞくしょう)・天地四方・山陵を拝し、五穀豊穣・天下太平を祈る。明治以降は神嘉殿で、皇大神宮...
しほう‐はっぽう【四方八方】
あらゆる方面。「うわさが—に広がる」
しほう‐びき【四方引き】
⇒四壁引(しへきび)き
しほう‐べに【四方紅】
鏡餅をのせる色紙で、四方を紅で縁取ったもの。天地四方を拝して災いを払い、一年の繁栄を祈願するものとされる。 [補説]ない場合は、奉書紙で代用する。
し‐ほっかい【四法界】
仏語。華厳宗で、全宇宙を現象と本体とからみて4種に類別したもの。事としての差別的現象界である事法界、理としての平等の本体界である理法界、現象界と本体界は一体不二であるとする理事無碍(むげ)法界、...
し‐ほん【四品】
1 律令制で、親王の位階の第四位。 2 臣下の四位(しい)の異称。また、四位に叙せられること。「位—の際(あひだ)を越えず」〈太平記・一〉
し‐ほん【四本】
1本の4倍。
しほん‐がかり【四本懸(か)り】
蹴鞠(けまり)を行う場所の四隅に1本ずつ植える4種の木。東北隅の桜、東南隅の柳、西南隅の楓(かえで)、西北隅の松。
しほん‐ばしら【四本柱】
相撲の土俵の四隅に立てた4本の柱。東は青、南は赤、西は白、北は黒の布を巻いた。また、その柱を背にして座った四人の検査役。現在は柱を廃止し、つり屋根にそれぞれの色のふさを下げる。