こばか‐まわし【小馬鹿回し】
人をばか者のように扱うこと。「いい年をしたものを—にして」〈滑・八笑人・三〉
こま‐まわし【独楽回し】
1 こまを回すこと。 2 こまを回す曲芸。また、その芸人。曲独楽(きょくごま)。
さし‐まわし【差(し)回し/指(し)回し】
1 ある場所に行かせること。さしむけること。「政府—の特別機」 2 (指し回し)将棋で、技術としての指し方のこと。また、指し手の流れのこと。「巧みな—で勝利する」
サムターン‐まわし【サムターン回し】
錠のわきに穴を空け、そこから器具を入れて錠の内側のつまみ(サムターン)を回して解錠すること。また、そのために用いる道具をいう。
さら‐まわし【皿回し】
皿や茶碗などを指や棒などの先端にのせて回す曲芸。また、その芸人。
さる‐まわし【猿回し】
猿に芸を仕込んで見世物にする大道芸。猿飼い。猿ひき。猿遣い。《季 新年》「竹馬をよけて通るや—/虚子」
したて‐まわし【下手回し】
1 相撲で、下手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。 2 帆船の運用法の一。逆風帆走の際に、帆と舵(かじ)の操作で船首を風下側に回し、風を受ける舷(げん)を変えて針路を変更すること。
じゃのめ‐まわし【蛇の目回し】
劇場で、同心円の大小二つの回り舞台。また、その外周の部分だけを回すこと。幕末期に考案されたが、現在の歌舞伎劇場では用いない。蛇の目。
すそ‐まわし【裾回し/裾廻し】
⇒八掛(はっかけ)
せりふ‐まわし【台詞回し】
せりふの言い方、言いまわし。転じて、言葉。