ぶんがくてきじでん【文学的自伝】
《原題Biographia Literaria: or Biographical Sketches of My Literary Life and Opinions》コールリッジによる評論。18...
へいぼん【平凡】
二葉亭四迷の小説。明治40年(1907)発表。もと文士の下級官吏が回想の形で、作者自身の人生観・文学観を示し、文壇を風刺した作品。
ほう‐らく【法楽】
1 仏法を味わって楽しみを生じること。また、仏の教えを信受する喜び。釈迦が悟りを開いたのち1週間、自分の悟った法を回想して楽しんだことが原義。 2 経を読誦(どくじゅ)したり、楽を奏し舞をまった...
マノン‐レスコー
《原題、(フランス)L'Histoire du chevalier des Grieux et de Manon Lescaut》プレボーの小説。1731年刊。「ある貴人の回想」の第7巻にあた...
まれびとのざ【まれびとの座】
国文学者、池田弥三郎による折口信夫の回想録。副題「折口信夫と私」。昭和36年(1961)刊行。
みずうみ
《原題、(ドイツ)Immensee》シュトルムによる短編小説。1849年刊。青春時代の夢のような恋を、老人の回想の形で描いた作品。
むすめじだい【娘時代】
《原題、(フランス)Mémoires d'une jeune fille rangée》ボーボワールの自叙伝。1958年刊。原題は「箱入り娘の回想」の意。
めいじぶんだんかいころく【明治文壇回顧録】
後藤宙外による回想記。昭和8年(1933)から昭和10年(1935)にかけて「芸術殿」誌に連載、昭和11年(1936)刊行。
メモワール【(フランス)mémoire】
1 記憶。思い出。 2 回想録。手記。
もくい【黙移】
相馬黒光による自伝的小説。昭和9年(1934)「婦人之友」誌に連載したものに、加筆・増補して昭和11年(1936)に刊行。女学校時代の思い出、「文学界」同人たちの回想、自身の結婚、新宿中村屋の創...