いんだら‐もう【因陀羅網】
帝釈天(たいしゃくてん)の宮殿を飾る網。その無数の結び目一つ一つに珠玉があり、互いに映じあうことから、一切のものが互いに障害とならずに関連しあうことにたとえる。帝網。
いん‐に【因位】
「いんい」の連声(れんじょう)。
いん‐ねん【因縁】
《「いんえん」の連声(れんじょう)》 1 仏語。物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つの働きによって起こると説く。 2 前世から定まった運命。宿命...
いんねん‐ずく【因縁尽く】
因縁から生じた、避けられない運命。
因縁(いんねん)を付(つ)・ける
無理に理由をこじつけて相手の非を責めたてる。言いがかりをつける。「ちんぴらに—・けられる」
いん‐の‐しま【因島】
広島県、芸予(げいよ)諸島東部の島。中世、村上水軍の根拠地。瀬戸内しまなみ海道が通る。 広島県南東部、瀬戸内にあった市。造船業や除虫菊栽培で発展。平成18年(2006)1月、瀬戸田町とともに...
いんのしま‐し【因島市】
⇒因島
いん‐みょう【因明】
《(梵)hetu-vidyāの訳》古代インドの論理学。五明(ごみょう)の一。物事の正邪・真偽を論証する法。宗(しゅう)(命題)・因(立論の根拠)・喩(ゆ)(例証)の三段からなる論式。
いん‐ゆ【因由】
[名](スル)「いんゆう(因由)」に同じ。
いん‐ゆう【因由】
[名](スル)物事の起こりとなること。また、その事柄。原因。由来。いんゆ。