こっ‐きょう【国教】
国家が保護し、広く国民に信奉させる宗教。
こっ‐けい【国警】
「国家地方警察」の略。
こっ‐けん【国権】
国家の権力。国民を統治し支配する国の権力。「—の発動」
こっけん‐の‐さいこうきかん【国権の最高機関】
立法・行政・司法といった国家権力を担う機関のうち、最も重要な機関。国会のこと。 [補説]日本国憲法第41条に「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」とある。「最高機関」の意味...
こっけん‐ろん【国権論】
明治初期から中期にかけて、民権論に対し、国家の独立・維持を第一義とした思潮。不平等条約の改正という国民的課題をかかえる状況の中で広く支持され、やがて国家主義や対外膨張主義へと傾いていった。
こっ‐こ【国庫】
財政権の主体としての国家。
こっ‐こう【国交】
国と国との交際。国家間の外交。
こっこう‐だんぜつ【国交断絶】
国家間の平和的関係を、外交・通商・交通などあらゆる面で断絶すること。 [補説]断絶後に、あらゆる交流が政府により制限される場合と、日台間のように、民間の人的交流や通商・通信などは継続される場合と...
こっこう‐ほう【国公法】
「国家公務員法」の略称。
こべつ‐がいねん【個別概念】
一定の内包の下で集合概念の外延に含まれる概念。例えば、国家に対して国民。しかし、国家は国連という集合概念に対しては個別概念となるから、両概念の関係は相対的である。→集合概念