いしおか【石岡】
茨城県中部の市。奈良時代、常陸国府が置かれた。伝統産業の醸造に加え、電機・金属・機械工業も盛ん。平成17年(2005)10月に八郷町と合併。人口7.1万(2024)。
いずみ【和泉】
旧国名の一。五畿に属し、現在の大阪府南部にあたる。泉州。
大阪府南部の市。中心の府中は、もと和泉国の国府の地。綿布・ガラス工業が盛ん。信太(しのだ)の森がある。人口18.3万(2024)。
いちはら【市原】
千葉県中西部、東京湾に面する市。もと上総(かずさ)の国府・国分寺の置かれた地。京葉工業地帯の中心地。人口26.9万(2024)。
いち‐ぶ【一分】
1 重さ・長さや割合などの単位。→分(ぶ) 2 ごくわずかであることのたとえ。「—の隙(すき)も見せない」 3 「一分金」「一分銀」の略。 4 律令制の書記官である史生(しじょう)の異称。公廨稲...
いなざわ【稲沢】
愛知県北西部の市。美濃街道の宿駅稲葉(いなば)から発展。古代に尾張国府の置かれた地で、国府宮(こうのみや)の裸祭りでにぎわう。人口13.4万(2024)。
いわた【磐田】
静岡県南西部の市。もと遠江(とおとうみ)国分寺・国府の所在地で、東海道の宿駅。温室メロン・茶・海老芋などの栽培、繊維・自動車工業が盛ん。平成17年(2005)4月、周辺4町村と合併。人口16.7...
うす‐まい【薄舞】
江戸時代、丹波の山本地方などで生産された刻みタバコ。薄味で芳香が強く、薩摩国府(こくぶ)タバコに次ぐ上質のものとされた。
えか‐の‐いち【餌香の市】
古代、河内(かわち)国に置かれたという市。現在の大阪府藤井寺市国府付近、もしくは羽曳野市古市付近が考えられる。
えちぜん【越前】
旧国名。北陸道7か国の一。大半は現在の福井県東部に、ごく一部が岐阜県郡上市にあたる。越(こし)の国を天武天皇の時代に3分して成立。8〜9世紀に能登・加賀2国を分離。古称、こしのみちのくち。...
おおいた【大分】
九州地方北東部の県。もとの豊後(ぶんご)国全域と豊前(ぶぜん)国南部にあたる。人口111.3万(2024)。
大分県中部の市。県庁所在地。もと豊後国府の地で、府内とよばれた。戦国時代は大友氏...