おち‐ま【落(ち)間】
1 他の部屋よりも床が一段低い部屋。おちくぼ。「長四畳の—にでも、肩身の狭い日々をくすぶっているとしたら」〈嘉村・秋立つまで〉 2 京阪地方の歌舞伎劇場で、平土間のこと。
おちゃ‐こ【御茶子】
京阪地方の劇場・寄席などで、客を座席へ案内したり、飲食物などを運んだりする女性。
おちょく・る
[動ラ五(四)]からかう。ばかにする。主に関西地方でいう。「人を—・るのはやめろ」
おぢか‐くうこう【小値賀空港】
長崎県北松浦郡小値賀町にある空港。地方管理空港の一。昭和60年(1985)開港。五島列島の北部、小値賀島の南東部に位置する。
おぢや‐ちぢみ【小千谷縮】
小千谷地方で織られる麻の縮。越後縮(えちごちぢみ)。→越後上布
おっこ・ちる【落っこちる】
[動タ上一] 1 関東地方で「落ちる」をいう語。「屋根から—・ちた」「試験に—・ちる」 2 恋に落ちる。惚(ほ)れる。「女ニ—・チタ」〈和英語林集成〉
おっこと・す【落っことす】
[動サ五(四)]関東地方で「落とす」をいう語。「橋の上から石を—・す」
おつるい‐しょうちゅう【乙類焼酎】
焼酎の種別の一。単式蒸留機で1回だけ蒸留した焼酎。芋や麦、蕎麦など原料の風味が残るのが特徴で、九州・沖縄地方での伝統的な焼酎の製法。泡盛もこれに分類される。焼酎乙類。本格焼酎。→甲類焼酎
おな‐ご【女子】
《「おんなご」の音変化》 1 女。女性。 2 女の子供。女の子。 3 女中。下女。「高島屋の—に呼びかけられて」〈浮・一代男・七〉 [補説]現在、多く東北地方や関西で使われる。
おに‐げし【鬼芥子】
ケシ科の多年草。高さ約1メートル。全体に剛毛が生え、葉は羽状に深く裂けている。5月ごろ、紅色の大形の花をつける。地中海地方の原産で、明治時代に渡来。《季 夏》