ぬきん・でる【抜きん出る/抽んでる/擢んでる】
[動ダ下一][文]ぬきん・づ[ダ下二]《「ぬ(抜)きい(出)ず」の音変化》 1 ひときわ高く出る。「他に—・でた長身」 2 ひときわすぐれる。秀でる。「衆に—・でた才能」 3 選び出す。「成斎は...
ねざめ‐さげじゅう【寝覚め提げ重】
遊山などに使用する携帯用重箱。「—、五升樽、坊主持ちして」〈浄・油地獄〉
のぼりべつ‐おんせん【登別温泉】
北海道登別市にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉・含鉄泉・硫黄泉など。爆裂火口の地獄谷がある。
のら‐まいり【のら参り】
のらくら者が、信心からではなく遊び半分に神仏に参拝すること。「喧嘩師の—」〈浄・油地獄〉
のん‐こ
1 のらくらすること。また、その人。道楽者。のらもの。のら。「煙草一服いたさうかと、腰打ちかくるも—らし」〈浄・油地獄〉 2 「のんこ髷(まげ)」の略。
はち‐だいじごく【八大地獄】
熱気で責め苦しめられる8種の地獄。等活・黒縄(こくじょう)・衆合(しゅごう)・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻(無間(むけん))の八地獄。八熱地獄。八大奈落。→地獄1
はち‐だいならく【八大奈落】
⇒八大地獄
はち‐なん【八難】
1 仏語。仏を見ず、法を聞くのに妨げとなる八つの境界。地獄・餓鬼・畜生・長寿天・辺地・盲聾瘖瘂(もうろういんあ)・世智弁聡(せちべんそう)・仏前仏後。 2 八つの災難。すなわち、飢・渇・寒・暑・...
はち‐ねつじごく【八熱地獄】
⇒八大地獄
はちまん‐じごく【八万地獄】
仏語。煩悩(ぼんのう)のために受ける数多くの苦しみを、地獄にたとえていう語。八万奈落。