おおがき‐じょう【大垣城】
大垣市にあった城。天文4年(1535)の築城といわれる。寛永12年(1635)戸田氏鉄(とだうじかね)が入城し、以後戸田氏が在城。第二次大戦後、天守閣を復原。巨鹿城。
おおさか‐かいぎ【大阪会議】
明治8年(1875)、参議大久保利通・伊藤博文が、征韓論などをめぐって辞職した木戸孝允・板垣退助に参議復職を求めた会議。立憲体制への漸次的移行で妥協が成立、二人の復帰が決まった。
おおし【凡】
[副]おおよそ。総じて。「—垣下(かいもと)あるじ、甚だ非常(ひざう)に侍りたうぶ」〈源・少女〉
おお‐しきあみ【大敷網】
定置網の一。海岸近くの魚の通路に垣網を張り、魚を袋網へ誘導して捕る漁網。
おおや‐いし【大谷石】
宇都宮市大谷町付近から産出する石材。凝灰岩の一種で、淡青緑色。軟らかく加工が容易で、耐火性・吸水性に富む。石垣や倉庫の外壁などに使用。
おかめ‐ざさ【阿亀笹】
ササの一種。高さ1、2メートル。節から短い枝が5本出て、長楕円形の葉をつける。東京浅草の酉(とり)の市で、これにおかめの面をつるして売ったのでいう。植え込みや垣根に用いる。豊後(ぶんご)笹。五枚...
おくのほそみち【おくのほそ道/奥の細道】
江戸中期の俳諧紀行。1冊。松尾芭蕉著。元禄15年(1702)刊。元禄2年3月、門人曽良(そら)と江戸深川を出発、奥州・北陸の名所・旧跡を巡り、9月に大垣に至るまでの紀行を、発句をまじえて記したもの。
おざと‐は【小里派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会分裂時の一方で、平成14年(2002)から同17年における通称。森喜朗内閣不信任案に賛成の姿勢を見せた加藤紘一に同調したメンバーによる。会長は小里貞利。→谷垣派
おしてる【押し照る】
[枕]一面に照り光る難波(なにわ)の海の意から、地名「難波」にかかる。「—難波の国は葦垣の古(ふ)りにし里と」〈万・九二八〉
おし‐まわし【押(し)回し】
1 物事をあれこれ処理すること。また、顔がきくこと。「—が利く」 2 和船で、舷側上部の垣立(かきたつ)を艫(とも)やぐらの末端まで連続して作る構造のもの。 3 江戸時代、千石積み以上の運送船。