さし‐かか・る【差(し)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所に至り着く。「山道に—・る」 2 ちょうどその時期になる。ある場面になる。「農閑期に—・る」「事件が山場に—・る」「話が本論に—・る」 3 上から覆いかぶさ...
さつ‐じん【殺陣】
映画・演劇などで、乱闘の場面。たちまわり。たて。
さらし【晒し/曝し】
1 さらすこと。さらしたもの。「雨—」「恥—」 2 漂白した麻布または綿布。晒し布。特に、晒し木綿。《季 夏》「川風に水打ちながす—かな/太祇」 3 江戸時代の刑罰の一。縛った罪人、または斬...
さわぎ‐うた【騒ぎ歌/騒ぎ唄】
1 江戸時代、遊里で三味線や太鼓ではやしたててうたったにぎやかな歌。転じて、広く宴席でうたう歌。 2 歌舞伎下座音楽の一。揚屋・茶屋などの場面で、酒宴・遊興の騒ぎを表すもの。大鼓・小鼓または太鼓...
サンサバンシュルガルタンプ‐しゅうどういんふぞくきょうかい【サンサバンシュルガルタンプ修道院付属教会】
《Abbatiale de Saint-Savin sur Gartempe》フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方、ビエンヌ県の都市ポアチエ近郊の町、サンサバンにある教会。旧約聖書の場面や、...
さん‐じゅう【三重】
1 三つ重なること。「二重—に防護する」「—衝突」 2 日本音楽で用いる語。 ㋐声明(しょうみょう)で、音域を三つに分けたうちの最高の高さの音域。 ㋑平曲で、美文調の韻文による詠嘆的な場面に使う...
さん‐じょう【三上】
《欧陽脩「帰田録」の「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃう)なり」から》文章を考えるのに最も都合がよいという三つの場面。馬に乗っていると...
サンタマリア‐マッジョーレ‐だいせいどう【サンタマリアマッジョーレ大聖堂】
《Basilica di Santa Maria Maggiore》イタリアの首都ローマにある大聖堂。ローマの四大バシリカの一。4世紀の創建。身廊は5世紀半ばのもので、旧約聖書の場面を描いたモザ...
さん‐の‐きり【三の切り】
1 義太夫節の時代物で、三段目の最終の語り場。ふつう五段からなる1曲の中心となる悲劇的場面で、一座の最高位の太夫が語る。 2 講談などの聞かせどころ。
サンベルナールとうげのボナパルト【サンベルナール峠のボナパルト】
《原題、(フランス)Bonaparte franchissant le Grand Saint-Bernard》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。イタリア遠征のためにフランス軍率いるナポレオンがサ...