わかさ‐ぬり【若狭塗】
福井県小浜地方から産する漆器。下塗りした上に卵殻の粉末やもみがらで模様をつけて色漆を塗り、金銀箔を施したのち透き漆を塗って研ぎ出したもの。慶長年間(1596〜1615)に創案され、万治年間(16...
わた‐つみ【綿摘み】
1 成熟した綿花を摘み取ること。また、その人。綿取り。《季 秋》「—やたばこの花を見て休む/蕪村」 2 江戸時代に、塗り桶2を使って綿を延ばし、小袖の中入れ綿や綿帽子を作った仕事。また、それに従...
ワックス‐マン
《(和) wax+man》クロスカントリースキーなどで、スキーの滑走面に塗るワックスの専門家のこと。天候や気温、雪面の状況などを見極めて、ワックスを選んだり塗り分けたりする。
わりご‐そば【破り子蕎麦】
皮付きのソバをひいて手打ちにし、塗り物の破り子に盛って何個も重ねて供するそば。その数を競うようにして、つゆや薬味を加えて食べる。出雲(いずも)地方の名物。
わ‐ろうそく【和蝋燭】
和紙や灯心草(藺(い))を灯心に用い、木蝋(もくろう)を塗り重ねて作ったろうそく。福島・愛知・福井・京都・愛媛などの工芸品。⇔洋蝋燭。