うぐいす‐じょう【鶯嬢】
《鶯の美しい声にたとえて》野球場や劇場などの場内放送をする女性のこと。
鶯(うぐいす)の谷渡(たにわた)り
1 鶯が谷から谷へ、また、枝から枝へ鳴きながら渡ること。また、そのときの声。 2 曲芸などで、物の一方から他方へ移ること。また、物を一方から他方へ移すこと。
うぐいす‐ばり【鶯張り】
木造の床の張り方の一。踏むと床板を留めたかすがいがきしり、鶯の声に似た音を出す。京都の知恩院のものが有名。
うぐいす‐ぶえ【鶯笛】
鶯の鳴き声に似た音を出す玩具の笛。主に竹製。初音(はつね)の笛。《季 春》
うし‐がえる【牛蛙】
アカガエル科のカエル。体長15〜20センチ。体色はふつう雄は暗緑色、雌は褐色で、ともに黒褐色の斑紋がある。雄の鼓膜は雌より大きい。雄は牛に似た太い声で鳴く。北アメリカの原産で、大正時代に輸入され...
うし‐べや【牛部屋】
1 牛小屋。「—に蚊の声くらき残暑かな/芭蕉」〈三冊子・赤双紙〉 2 遊戯具の十六六指(じゅうろくむさし)の盤面で、三角形の突き出している部分。
うず‐うず
[副](スル) 1 ある行動をしたくて、じっとしていられないさま。むずむず。「遊びに行きたくて、—している」 2 疼(うず)くような鈍い痛みを感じるさま。「十吉は—痛む頸筋を押さえた儘(まま)」...
うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
うずら‐あわせ【鶉合(わ)せ】
飼っているウズラを持ち寄って、鳴き声の優劣を競う遊び。《季 秋》
うそ【鷽】
1 アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「—なく...