ふくべ【瓢/瓠/匏】
1 瓢箪(ひょうたん)のこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。《季 秋》 2 ユウガオの変種。果実は苦味が強く、果皮が堅い。容器にし、また観賞用。まるゆうがお。
ぶしゅ‐かん【仏手柑】
マルブシュカンの変種。実は先端が手の指のように分かれる。観賞用。てぶしゅかん。ぶっしゅかん。《季 冬 花=夏》
ブロッコリー【broccoli】
キャベツの変種。花のつぼみを食用とする野菜で、カリフラワーに似るがつぼみは緑色。イタリアの原産。《季 冬》
へんか‐あさがお【変化朝顔】
アサガオの変種。江戸時代に流行し、花びらが八重になるもの、糸状に裂けるもの、斑(ふ)が入るものなどさまざまな品種が作られた。
ほうおう‐ちく【鳳凰竹】
ホウライチクの変種。幹は叢生して枝が密生し、葉は小さい。庭園などに植える。鳳尾竹(ほうびちく)。南京竹(ナンキンだけ)。
ほうしょ‐がみ【奉書紙】
《奉書に用いたところから》コウゾを原料とする和紙。しわがなく純白で上質。色奉書・紋奉書などの変種もある。越前奉書が有名。
まい‐ねずみ【舞鼠】
中国産ハツカネズミの飼養変種。体色は白く、内耳の三半規管に異常があるので平衡がとれず、自分の尾を追うようにくるくると回る習性がある。こまねずみ。
マウス【mouse/(ドイツ)Maus】
1 欧州産ハツカネズミの飼養白変種。医学実験に用いる。 2 コンピューターの入力装置の一。タバコ箱大で、机上を動かすことで画面のカーソルも移動し、上面にあるボタンを押して位置や選択肢を指定・入力...
みず‐たで【水蓼】
[名]カワタデのこと。ヤナギタデの変種で、水中に生える。
[枕]穂状に花が咲くところから「穂」または地名の「穂積」にかかる。「みてぐらを奈良より出でて—穂積に至り」〈万・三二三〇〉
みやま‐びゃくしん【深山柏槙】
イブキの変種。幹は地をはい、葉はうろこ状であるが、針状のものもまじる。雌雄異株。高山や北地の海岸などに生え、庭に植えることもある。古木をシンパクとよび、盆栽にする。