ゆう‐やくし【夕薬師】
薬師の縁日にあたる毎月8日の夕方、薬師に参詣すること。宵(よい)薬師。「朝観音に—」
ゆうやま‐おろし【夕山颪】
夕方、山から吹きおろす風。
ゆうやま‐かぜ【夕山風】
夕方、山から吹いてくる風。
ゆすり‐か【揺蚊】
双翅(そうし)目ユスリカ科の昆虫の総称。カに似るが吸血しない。体長約5ミリ。夕方群れ飛び、蚊柱をつくる。幼虫はアカムシ・アカボウフラといい、釣りの餌にする。セスジユスリカ・アカムシユスリカなど。
ユダヤ‐れき【ユダヤ暦】
ユダヤ人が用いた太陰太陽暦の一種。日は夕方、月は新月の日に始まり、春分または秋分が年始で、平年は12か月、閏年は13か月で、閏月を第6月の次に置く。前3761年10月7日を創世紀元とする。
ようさ‐つ‐かた【夜さつ方】
《「ようさりつかた」の音変化した「ようさっつかた」の促音の無表記》夕方。「けふの—、京へのぼるついでに」〈土佐〉
よう‐さり【夜さり】
《「よさり」の音変化》夜。また、夕方。よさり。「けふなむとて、—見えたり」〈かげろふ・中〉
ようさり‐かた【夜さり方】
夜分。また、夕方。よさり。よさりつかた。「さて—、こと蔵人して聞こえ給ふ」〈宇津保・国譲下〉
よう‐べ【昨夜】
《「よいべ(宵辺)」あるいは「よべ」の音変化という》夕方。また、昨夜(さくや)。ゆうべ。「宵の程、—も—も夜離(よが)れしき」〈梁塵秘抄・二〉
よく‐せき【翌夕】
翌日の夕方。