ばん‐か【晩霞】
1 夕方に立つかすみ。夕がすみ。《季 春》 2 夕焼け。
ばん‐がた【晩方】
日の暮れるころ。暮れ方。夕方。
ばん‐けい【晩景】
1 夕方の景色。夕景。 2 夕方。夕刻。「又同日の—に」〈太平記・三三〉
ばん‐こく【晩刻】
1 夕方。夕刻。 2 夜。
ばん‐しょう【晩鐘】
夕方に鳴らす寺院・教会などの鐘の音。入相(いりあい)の鐘。暮鐘。
ばん‐しょく【晩食】
[名](スル) 1 夕方にする食事。夕食。夕飯。「—に傾けた酒の勢が」〈漱石・門〉 2 遅く食事をとること。また、その食事。「第一時第二鈴にて午飯六時に—す」〈柳北・航西日乗〉
ばん‐ちょう【晩潮】
夕方に満ちてくる潮。夕潮。暮潮。
ばん‐ぼ【晩暮】
1 夕方。夕暮れ。「—より満遮士打(マンチエスター)まで、往返十八里の路を行き」〈中村訳・西国立志編〉 2 老年。晩年。
ばん‐りょう【晩涼】
夕方の涼しさ。また、涼しくなった夏の夕方。ゆうすず。《季 夏》
パール‐ふじ【パール富士】
富士山の山頂に満月が掛かった状態。早朝に沈む満月と夕方に昇る満月とがある。→ダイヤモンド富士