じゅ‐しょう【樹梢】
樹木のこずえ。木梢(もくしょう)。「夕日は—をかすめて」〈漱石・草枕〉
すき‐かげ【透き影】
1 物のすきまや物越しに漏れる光。「灯(ひ)ともしたる—障子(さうじ)の上(かみ)より漏りたるに」〈源・帚木〉 2 物のすきまや薄い物を通して見える姿や形。「几帳夕日の—より内侍のかみ紅(くれな...
すさ・ぶ【荒ぶ/進ぶ/遊ぶ】
《上代は上二段活用であるが、平安時代ころから四段にも活用するようになった》 [動バ五(四)] 1 気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。「心が—・ぶ」 2...
せき【夕】
[音]セキ(漢) [訓]ゆう [学習漢字]1年 〈セキ〉ゆうがた。「夕日・夕陽/今夕・旦夕・朝夕・一朝一夕」 〈ゆう〉「夕刊・夕刻・夕食/朝夕・昨夕」 [名のり]ゆ [難読]七夕(たなばた)...
せき‐しょう【夕照】
夕焼け。夕映え。夕日。
せき‐よう【夕陽】
1 夕日。入り日。斜陽。「梅雨には珍しい—が」〈漱石・それから〉 2 夕暮れ。夕方。「草原は—深し帽ぬげば髪にも青きいなご飛びきたる」〈牧水・死か芸術か〉
せっ‐き【夕暉】
夕日の光。夕陽。いりひ。
せっ‐けい【夕景】
1 夕方の景色。 2 夕日の光。夕日(せきじつ)。
せんすい‐じま【仙酔島】
広島県南東部、福山市鞆(とも)の浦の沖300メートルにある島。面積0.9平方キロメートル。瀬戸内海国立公園の中心に位置する。西南方の海岸に1キロメートルにわたってわが国唯一の五色岩(赤・青・黄・...
そう‐ゆ【桑楡】
1 クワとニレ。また、広く樹木をいう。 2 夕日が樹木の枝にかかること。夕方。夕日。 3 一生の終わりの時期。晩年。「おのれは今六十にとなり—かげせまれば」〈近世畸人伝〉