なつ‐の‐くれ【夏の暮れ】
1 夏の終わりごろ。 2 夏の日の夕暮れ時。《季 夏》
など‐よう【等様】
[連語]《「など」は副助詞》例を挙げ、ほかにも類似することのあることを表す。…などのよう。「つれづれなる夕暮れ、もしはものあはれなるあけぼの—に紛らはして」〈源・明石〉
なま‐ゆうぐれ【生夕暮れ】
夕暮れに間近いころ。たそがれ。「—になりにけり」〈平中・三六〉
なら‐の‐おがわ【楢の小川】
京都市北区上賀茂の御手洗(みたらし)川の異称。[歌枕]「風そよぐ—の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける」〈新勅撰・夏〉
にち‐ぼ【日暮】
ひぐれ。夕暮れ。
のわき‐だ・つ【野分き立つ】
[動タ四]野分きらしい風が吹く。「—・ちて、にはかに肌寒き夕暮れのほど」〈源・桐壺〉
はく‐ぼ【薄暮】
日が暮れようとするころ。夕暮れ。たそがれ。「—の迫る街」「—ゲーム」
はしたか‐の【鷂の】
[枕]ハシタカの羽や尾、また、鈴をつけ鳥屋(とや)に飼う意から、「端山(はやま)」「尾上(をのへ)」「すず」「外山(とやま)」などにかかる。「—外山の庵の夕暮れを」〈新勅撰・恋五〉 「—端山がく...
ばん【晩】
1 夕暮れ。夕方。「朝から—まで」 2 夜。「あすの—は会議で遅くなる」 3 晩飯。「—のおかずを買って帰る」 [補説]作品名別項。→晩
ばん【晩】
[音]バン(漢) [学習漢字]6年 1 夕暮れ。夜。「晩餐(ばんさん)・晩鐘/今晩・昨晩・毎晩・明晩(みょうばん)」 2 時刻や時節がおそい。「晩夏・晩学・晩婚・晩成・晩年/早晩」 [名のり]か...