がいけいひょうじゅんかぜい【外形標準課税】
資本金・売上高・事業所の床面積・従業員数など、企業の事業規模を外形的に表す基準を用いて課税すること。 [補説]平成16年(2004)から、資本金が1億円超の法人に対して、事業税の4分の1を外形基準によって課税し、4分の3を所得に応じて課税する方式が導入された。法人事業税は通常、利益(所得)に対して課税されるが、外形標準課税を併用することで、赤字企業にも一定の応益負担を求めることができる。
がいけいりっしょう【外形立証】
秘密の内容を公開することなく、秘密の種類や性質、秘密に指定した理由や手続きなどを示すことによって、実質的に秘密にする必要があることを立証すること。推認の方法。
出典:青空文庫
・・・また、外形は、もとの生活に帰るのだ。葉山氏の家にも、辛抱して行き・・・ 太宰治「乞食学生」
・・・人の云った事を、その外形だけ正しく伝えることによって、話した本人・・・ 寺田寅彦「アインシュタインの教育観」
・・・ねをする人があるが、外形であの味のまねはできない。できてもつまら・・・ 寺田寅彦「昭和二年の二科会と美術院」